Vol.8 members only

 前のページへ

Q.2
Beeslowという名前の由来と、そこに込めた思いは何ですか?

めまぐるしく変化する世の中で、生産性ばかりを追い求める
高度成長期ほどではないにせよ、日本社会は相変わらず生産性重視で、スローダウンしたら負ける、止まったらダメだ、というような感覚を抱いている方も多いかと思います。
私はハチミツ、そしてミツバチに出会ったことにより、本当の豊かさを追求したいと考えるようになりました。
たとえば、ミツバチ目線で植物を見てみると、今の日本にはミツバチの糧になる植物が少ないことが分かります。(戦後の拡大造林政策により針葉樹が多く植えられたことも要因のひとつです)

あるいはミツバチを「種」という側面から見てみると、各個体は利他的でありながら、種としては利己的。
「いかに種として生存していくか」つまり「いかにサステナブルか」が行動原理となっています。
ミツバチの生き方は、ある意味では人間の生き方の参考になるかもしれません。

これらは一例ですが、ミツバチから学ぶことは沢山あります。
スローダウンして、小さな生き物であるミツバチに目をとめ、考えることが、より良い生き方のヒントになるのではないでしょうか。
常に成長が求められている中で、一旦スローダウンして別の視点でものごとを見てみることの大切さを、メッセージとして伝えたいと思っています。

奇しくも去年から新型コロナウイルスの流行により、Slowな価値観へのニーズが急速に高まったように思います。

Q.3
なぜBeeslow Clubを始めたのですか?

私の主な事業は、ハチミツの販売業でした。
ニーズがありますし、今も質の良いハチミツを皆さまに届けたいという思いは変わりません。
ただ、モノにとらわれると、限られた資源の中でゼロサムゲームをするしかなくなってしまいます。
モノを売るだけでは、結局「Slow」とは真逆の「Fast」にならざるを得ず、社会に対して本質的な変化をもたらすことはできないのではないか。

そんな気付きから、モノの所有ではなく「サービス」により、お金では計れない価値観を提供したいと思うようになりました。

その考えを具体化したのが、Beeslow Clubです。
「ワンコインから始める環境支援」と銘打った背景には、そうした思いがありました。

初めての試みなので、サービス内容も日々模索中ですが、Club会員の皆さまと価値観を共有し、共創していきたいと強く思っています。

このチャレンジに共鳴していただけましたらとても嬉しく思います!


代表からの声、いかがでしたでしょうか。
熱い思い故に少し長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

ご質問はいつでも受け付けております。
こちらのニュースレターにご返信いただくことも可能ですので、是非皆さまのお声をお聞かせください。

それでは皆さま、今週も素敵な週末を!